歌舞伎って萌える

今日で終わってしまったんですが、大阪松竹座でやってた初春大歌舞伎の夜の部を見に行ったんですが、
これの「義経千本桜」で猿之助が演じる「忠信実は源九郎狐」がめっちゃかわいい。

法眼館の場は、実は忠信じゃないんじゃないかって追い詰められて、狐である本性がバレるっていうところなんだけど、追い詰められていくうちにちょっとずつ狐っぽい喋りになっていく過程もかわいいし
本性がバレてから、髪型が変わってよこに髪の毛がぴょんって出るんですけどそれが完全にけも耳に見える。
帯結びも、しろいふさふさをのばした感じになって完全に尻尾に見える。
そのかっこうでぴょんぴょん跳ねるんですよ。めちゃかわいい。

猿之助は芸達者だけどかわいくないからこの役はどうかなと思ってたけど、最高に可愛いけも耳しっぽでした。おいしい。義経から親の形見である初音の鼓を賜ってよろこびまくるけも耳猿之助かわゆす

年末の南座顔見世の「仮名手本忠臣蔵」では愛之助の演技がくどいせいで
最後のシーンで、どうみても勘平と弥五郎がデキてると思いました。私のせいじゃありません。愛之助のせいです。

あと基本お姫様はみんな男の娘だし(中の人的に)
歌舞伎は萌え文化の元祖だと思います。

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