アルマで筑波サーキットを走ってみた

まぁとりあえず、これがその動画です
ニコニコ

Tube

これまで、一応モデルを作ったら動画で紹介っていう流れだったので今回も作成したアルマの紹介動画です
画質が悪いのはプレミアム会員ではない自分にはどう使用も出来ませんね
人物モデルだと背景真っ黒、人物のみの設定でモデルの描画に掛けるビットレートを出来るだけ稼いでいましたが、車のモデルではそんなことも出来ないので・・・
Tube版のほうが画質はいいんですが それでも やっぱりそんなに良くないです

タイヤの物理回転
タイヤの回転は物理計算で行っていてMMDエンジンは使っていません、加速、減速に伴う回転数の変化は物理計算で勝手に行われています、実際高速の回転になると物理では何が起こるかわからないという雰囲気があるので、物理を切ってMMDエンジンを使うほうが安全かもしれません
物理で回転するタイヤのいいところは、走り出しや停止直前のスローな動きのときにタイヤがそんなに滑って見えないというのと MMDエンジンの回転数を気にしなくても勝手にやってくれるという部分でしょう

サスのIK化
サスはIKで車体の挙動に対してタイヤが接地するように動きます
ただ、地面が全くの平面で無い場合はタイヤの接地面をその都度設定する必要があります、動画ではわかりにくいですが加減速時の車体の沈み込み、コーナリング時の車体のロールは行っています
でも、その際にもタイヤの動きはこちらで設定していません、車体のピッチ、ロールのみ設定しています

ハンドルについて
コーナーではタイヤの切れ角のみ「ステアロッド」ボーンのX軸移動で設定してます、このときハンドルは勝手に回りますので、ドライバー(メイコさん)はハンドルのボーンにIK化した腕を 外部親指定でのっけている感じです、ハンドルのボーンは操作することが出来ません

ボディカラーのモーフ化
材質モーフで色換えが可能です、動画では黒1.0 赤0.35 オレンジ0.2 白飛び抑え0.78 映り込み強度2.0でモーフを設定しています、MMDのモーフの設定ではスライダー以外に直接、数値指定で入力することが可能です
そのため 映り込み強度など1.0を超えて2.0を設定したり 逆に マイナスの値を設定したりすれば
もっといろんな色が作れると思います

オートリフレクトについて
今回、動画の作成時にAutoReflectを 使おうと思ったのですが、AutoReflectでは材質のスペキュラーの小数点以下の値を参照してエフェクトを掛けるので アルマの色換えモーフと干渉してしまって上手くモデルに組み込むことが出来ませんでした
そして、材質に直接設定しないプリセットでの使用を試みましたが、メタリックっぽい材質設定が飛んでしまってメタリックじゃ無い塗装色に見えてしまったため 今回の使用は見送りました

カメラについて
今回初めて 動き回る被写体を撮らなければいけないということで色々苦労しました
はじめはIKカメラボーンを使用して上手くやろうと思いましたが 滑らかに動かせなかったので断念
次にパスメーカーで走行ラインの周りを走らせて見たのですがやはり違和感があってやめました
MMDの視点の枠でボーンを指定して再生したときの動きが一番良い感じだと思ったので、同じように動くボーンを作りました。
これはアルマではなくカメラ用のボーンです、超遠距離にIKターゲットを置いたIKボーンです
これのIKの付け根の部分を車体のセンターに外部親指定、IKターゲットは超遠距離(99999)に置いてあるため
IKボーンは常に大体同じ方向を向いてくれる、カメラをそのIKボーンにくっつけておけば大体視点の中心にモデルを捕らえつつ同じ方向から車が撮れるわけです
※通常カメラを車のボーンにくっつけると車の向きを変えるのと一緒にカメラも向きを変えるので常に正面なら正面からずーっと同じ角度で撮り続ける格好になる

色々、楽に出来るようなことを書きましたが、タイヤを地面に設置させるのは非常に大変でした
地面には高低差がありサスの接地面は常にMMDの「床」だからです
あとドライバーの手もなんとなくはハンドルと一緒に動いてくれても回転はしません
縦にハンドル持ったらその形のままハンドルについていきますので自分で回転させたりする必要があります

最新のV1.22のアルマにはこの筑波でのモーションを同梱しています 、ボーン構造が特殊なモデルなので使いようも無いかもしれませんが どのようにでもお使いください

以上です

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